書籍紹介
テキストマイニングをしようと決意して,その準備をしたところ,いくつかつまづいたところがあったので,そのメモを残しておきます。解決策はネット上に散らばっていて,同じようなトラブルにまたあったときのためです。なお,Mac です。 1. 環境構築の基礎…
きっかけは,先月の月1ゼミでした。3時間のゼミのうち,はじめの1時間は輪読をしています。その中で私が「統計的因果推論というものがあるらしい」と情報共有をして,その後「日本社会心理学会 春の方法論セミナー」のページを紹介したところ,先生が興味を…
個人的に大きなイベントが終わり、うまくいきそうなので、学びと研究を再開です。 リハビリとして、今年11月に出版された『完全独習 ベイズ統計学入門』を読んで、ブログを書きます。本の詳細は下をクリックしてください。 完全独習 ベイズ統計学入門作者: …
先日、ブログのコメントで大学生の方から質問を受けました。質問内容は「サービス・ドミナント・ロジック(以下、S-D ロジック)の文献を知りたい」的なもの。抽象的な内容が多いので、いろいろな説明を読んで理解を深めたいという趣旨だと思います。 コメン…
少し前から『Doing Bayesian Data Analysis』を読んでいます。 Doing Bayesian Data Analysis: A Tutorial with R, JAGS, and Stan作者: John Kruschke出版社/メーカー: Academic Press発売日: 2014/11/11メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 著者…
ちょっと端境期です。自分の研究ツールを磨こうと統計学関連の本を読んでいます。この1~2週間で読んでよかったのは次の2つです。 馬場真哉『平均と分散から始める一般化線形モデル入門』 三中信宏『みなか先生といっしょに統計学の王国を歩いてみよう』 背…
今年、翻訳が出た『サービス・ロジックによる現代マーケティング理論』を読みました。なんだか表紙がおしゃれなデザインです。 サービス・ロジックによる現代マーケティング理論: 消費プロセスにおける価値共創へのノルディック学派アプローチ作者: クリスチ…
今日は日本マーケティング・サイエンス学会(略して、JIMS。ジムズって言うとか)の論文誌『マーケティング・サイエンス』とRで学ぶデータサイエンスシリーズの『マーケティング・モデル』第2版を読んでいました。 『マーケティング・サイエンス』は先日、…
かなり間が空きましたが、 Service-Dominant Logic(2014)を20~30ページまで読了。30ページまでが第1章です。タイトルは "The service-dominant mindeset"。第1章だけ読んでも、だいたいサービス・ドミナント・ロジックについてはわかります。 この章の後…
ついに『基礎からのベイズ統計学』10日目です。今回は第7章を読み進めました。ようやくポアソン分布とか指数分布とか、自分にはなじみにのない分布に慣れてきたところです。第7章では他に、幾何分布、負の二項分布が加わります。 Stan に慣れはじめたところ…
以前、途中まで読んでいた『できる研究者の論文生産術』を再開しました。3ヶ月前に読んでいたと思います。そのときは スケジュールを立てる。 そのスケジュールを死守する。 スケジュール中でやることは、論文を書くために必要なものは何でもOK。 という3つ…
文章を書くこと自体は苦手ではないです。でも、自分の文章を読み返すのがすごく苦手です。苦痛といってもいいくらい。仕事で書いた日報も読み返すと、たいへんエネルギーを使います。 その理由は「書く行為は嫌いではいけど、書いた文章が嫌い」、そして「客…
6日目は57~72ページの章末問題手前まで読み進めました。いろいろな分布を例題を通して学ぶことができます。レポート問題、波平釣果問題、3囚人問題再びは興味深かった。ページ数的にはだいたいここで本全体の半分です。 基礎からのベイズ統計学: ハミルトニ…
『基礎からのベイズ統計学』5日目から、第3章に入りました。46~56ページを眠気と闘いながら読み進めました。いくつか重要な単語が出てきています。 事前分布 事後分布 MAP推定量(Maxium a posteriori=事後確率最大値) 信用区間 自然共役事前分布 無情報…
昨年(2014年)に Lusch と Vargo が "Service-Dominant Logic: Premises, Perspectives, Possibilities"*1 という本を出版しています。サービス・ドミナント・ロジックを研究者だけでなく学生や一般向けに、できるだけやさしく、冗長性を持たせて解説した本…
今日は『実証分析入門』を読みました。「入門」というタイトルですが、統計分析の入門ではなくて、統計分析を用いて因果関係を調べる手法の入門です。だから、意外と内容は重い。 実証分析入門 データから「因果関係」を読み解く作法作者: 森田果出版社/メー…
どこかのブログで(どこかは忘れました。ゴメンナサイ)、「名著だ」と書かれてありましたので『図解・ベイズ統計「超」入門』を読んでみました。実はこの本は以前に購入した記憶があります。 でも、引っ越し作業で行方不明に。ちょうど『基礎からのベイズ統…
テスト理論はまったくの門外漢です。しかし、マーケティング系の論文を読むときに項目反応理論のことを知っておく必要に迫られて読みました。完全理解というのは目指していないし、(今のところは)項目反応理論を使うことはなさそうなので、読んだのは基礎…
Springer のハンドブックシリーズから「サービス・イノベーション」がテーマのものが出ています。まったく気づかなかった…。タイトルは " The Handbook of Service Innovation" 。 The Handbook of Service Innovation作者: Renu Agarwal,Willem Selen,Goera…
コツコツと読んでいる『基礎からのベイズ統計学』4日目。今回は45ページ第2章の章末問題を解きました。 期待値や分散の公式を証明せよ、という問題が多く、久しぶりに数学の勉強っぽい雰囲気を感じることができました(苦手だけど)。ビジネススクールの統計…
非連続で読む『基礎からのベイズ統計学』3日目は、25~44ページまで進みました。第2章「確率変数と確率分布」の章末問題直前まで。章末問題を解くエネルギーは残っていないので、別の日にやります。 基礎からのベイズ統計学: ハミルトニアンモンテカルロ法に…
『基礎からのベイズ統計学』を非連続で読んでいくシリースの2回目です。もう自分用勉強ログです。飽きっぽい人間なので、こうやってブログを書くことをできるだけ習慣づけて、学習グセをつけています(あとでまとめて書くこともありますけど)。 前回は13ペ…
ある論文を読んでいて、急に「ラッシュモデル」というまったく知らない単語に出会いました。ネット上を探しても、wikipedia を見てもよくわからない。どうも、このラッシュモデルを理解しないと読めない論文だったので、やさしい本を探しました。 そしてたど…
私がDBS(同志社ビジネススクール)に入った時は、浜先生が研究科長でした。入学説明会に参加したとき、DBSの説明を浜先生がされていましたが、「本当に紫だ!」というインパクトしか残っていません。 なお、入学後は、一度も浜先生の授業を受けていません。…
2015年春に出された『消費者行動論』を読了。こちらの本です。 消費者行動論 (【ベーシック+】) 作者: 田中 洋 出版社/メーカー: 中央経済社 発売日: 2015/03/21 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 著者は中央大ビジネススクールの田中洋先生で…
3日連続の書籍紹介になります。最近、こちらの本を読みました。Amazonではあまりいい評価を得ていないようですが、読んでみて私は勉強になったので読んでよかったです。初心者レベルを超えているかどうかを測るにはいい本だと思います。 手を動かしながら学…
R の基本操作に一通り慣れたので、次のステッフに選んだ本はこちら。Usuful R シリーズです。 マーケティング・データ分析の基礎 (シリーズ Useful R 3) 作者: 里村卓也,金明哲 出版社/メーカー: 共立出版 発売日: 2014/10/24 メディア: 単行本 この商品を含…
これをさらっと読みました。dplyr と tidyr について解説記事があります。活字になっている情報は少ないので、その点で貴重です。内容はネットで探せば出てくるレベルかもしれませんが、印刷されたものが手元にあって、さらっと確認するにはいい本です。 デ…
少し前、心理学関連の人たちの間で話題になっていた本を少し読みました。 できる研究者の論文生産術 どうすれば「たくさん」書けるのか (KS科学一般書) 作者: ポール.J・シルヴィア,高橋さきの 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2015/04/08 メディア: 単行本…
サービス・ドミナント・ロジック(S-Dロジック)で検索して、当ブログにたどり着く方もそれなりにいらっしゃいますので、参考になる書籍をご紹介します。ここで紹介するのはサービスドミナントロジックが少なくとも1節くらいは取り上げられている本です。私…