Knowledge As Practice

JAIST(東京)で Transformative Service Research に取り組んでる社会人大学院生の研究・勉強メモ

サポートグループ作りたいなぁ… 『できる研究者の論文生産術』

以前、途中まで読んでいた『できる研究者の論文生産術』を再開しました。3ヶ月前に読んでいたと思います。そのときは

  • スケジュールを立てる。
  • そのスケジュールを死守する。
  • スケジュール中でやることは、論文を書くために必要なものは何でもOK。

という3つのヒントを得ました。そして「月曜日に2時間、木曜日に1時間、金曜日に1時間」というスケジュールを立て、実行しました*1。結果として、スケジュールをは身についたと思います。

 
ただ、論文・文章を書くのではなく、そのための勉強・先行研究を読むことばかりになっていたました。修士論文相当の論文しか書いたことがありませんから、自分の中で論文のフォーマットが決まっていないのだと思います。だから、執筆することが敷居が高く感じるのかと。

 
現在の私の課題は論文を書く前段階の研究計画を作り、発表することです。8月末に1つ、研究計画を提出しないといけませんし(日本商業学会主催の「マーケティング夏の学校」に参加するので)、9月には後期課程のプレゼン試験があります。

 
今回『できる研究者の論文生産術』を通読して身につまされたのは「サポートグループ」の存在です。いないんですよね…。DBS を修了してからは特に*2

 
関西では大学外の勉強会があまり行われていません*3。そもそも関東と比べて、社会科学系で社会人をしながら研究をしようという人の数が少ない*4。なので、大学院を出てしまったら、そういう人たちに会う確率が極端に減る。あぁ、孤独の研究から脱出したい! 関西在住で同じ境遇の方がいらっしゃたら、ぜひサポートグループを作りましょう。

できる研究者の論文生産術 どうすれば「たくさん」書けるのか (KS科学一般書)

できる研究者の論文生産術 どうすれば「たくさん」書けるのか (KS科学一般書)

*1:仕事が終わってから、このスケジュールを実施します。0時~2時または0時~1時で行っています。

*2:在籍時はゼミがサポートグループでした。

*3:読書会はいくつかありますし、主催していますが、専門的なものはIT系以外はないようです。社会科学系で本書でいうサポートグループをご存知でしたら、教えてください。

*4:単に人口比のせいかな

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