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Knowledge As Practice

JAIST(東京)で Transformative Service Research に取り組んでる社会人大学院生の研究・勉強メモ

非ITエンジニアのための Stan と Rstan でベイズな重回帰分析

前回に続いて、Stan と Rstan で重回帰分析を行います。単回帰分析ができれば、重回帰分析はすんなりできます。っていうか、できました。変数が増えただけ、だからです。ほんのちょっぴり、Stan コードを洗練させました(IT系の方には「どこが?」と言われそ…

非ITエンジニアのための Stan と Rstan でベイズな単回帰分析

『基礎からのベイズ統計学』には単回帰分析の例がなかったので、Stan による単回帰分析の練習をしました。今回のエントリーはR および統計の初心者は抜けだした、『基礎からベイズ統計学』を読んでだいたいわかった社会科学系の方が対象です。ITエンジニアや…

ついに読了! 『基礎からのベイズ統計学』 11日目

ついに『基礎からのベイズ統計学』も最後。11回かかりました。1回あたり、16ページを読み進んだことになります。移動中、出張先のホテル、自宅でコツコツ読み進めることができました。 最終章である第8章では、比率の差、相関係数の差、切断データの推測、級…

マーケティング・サイエンスの一端を知る

今日は日本マーケティング・サイエンス学会(略して、JIMS。ジムズって言うとか)の論文誌『マーケティング・サイエンス』とRで学ぶデータサイエンスシリーズの『マーケティング・モデル』第2版を読んでいました。 『マーケティング・サイエンス』は先日、…

サービス経済なんて存在しない! "Service-Dominant Logic" (2014)を読む 2日目

かなり間が空きましたが、 Service-Dominant Logic(2014)を20~30ページまで読了。30ページまでが第1章です。タイトルは "The service-dominant mindeset"。第1章だけ読んでも、だいたいサービス・ドミナント・ロジックについてはわかります。 この章の後…

分布がいろいろ増えるぞ『基礎からのベイズ統計学』 10日目

ついに『基礎からのベイズ統計学』10日目です。今回は第7章を読み進めました。ようやくポアソン分布とか指数分布とか、自分にはなじみにのない分布に慣れてきたところです。第7章では他に、幾何分布、負の二項分布が加わります。 Stan に慣れはじめたところ…

サポートグループ作りたいなぁ… 『できる研究者の論文生産術』

以前、途中まで読んでいた『できる研究者の論文生産術』を再開しました。3ヶ月前に読んでいたと思います。そのときは スケジュールを立てる。 そのスケジュールを死守する。 スケジュール中でやることは、論文を書くために必要なものは何でもOK。 という3つ…

ついにベイズ統計分析をスタート『基礎からのベイズ統計学』9日目

今日から第6章にとりかかっています。前回のエントリーで分析する環境は整えたので、例題や章末問題は無事取り組むことができています(まだ途中だけど)。 Rstan でベイズ分析を行うための環境を作る方法メモ - 人とサービスの研究ノート(量的)hikaru1122…

Rstan でベイズ分析を行うための環境を作る方法メモ

『基礎からのベイズ統計学』第6章以降はベイズ統計学を使った応用例(たぶん基本的で大事な)が紹介されています。こういうのは、実際に自分で分析をして結果を見るのが大切です。ただ『基礎からのベイズ統計学』では、分析環境を整える方法は省略されていま…

知的な文章を書くために問いかける8つの質問

文章を書くこと自体は苦手ではないです。でも、自分の文章を読み返すのがすごく苦手です。苦痛といってもいいくらい。仕事で書いた日報も読み返すと、たいへんエネルギーを使います。 その理由は「書く行為は嫌いではいけど、書いた文章が嫌い」、そして「客…

基礎的なことはこれで終わり『基礎からのベイズ統計学』8日目

今日は第4章と第5章を読み進めました。第3章までなんとかくらいついていたのですが、4章と5章はかなり厳しい…。2つの章の章末問題は飛ばしました(両方とも途中まで解いて、後半の問題で挫折)。あとで戻ってくる余力があるなら、戻ってこよう。 しかしビッ…

マーケティング戦略を復習

今日は修了したビジネススクールのマーケティングの授業におじゃましました。マーケティングの世界にいながら、(一般にイメージする)マーケティングが苦手です。新製品開発とか、製品が●千万本売れたとか、●千億円の売上とか、私の乏しい想像力ではピンと…

顧客エンゲージメントが生まれた背景がわかる論稿

今回読んだのは、Verhoef et al.(2010)*1 です。タイトルは ”Customer engagement as a new perspective in customer management”。日本語だと「顧客管理における新しい視点としての顧客エンゲージメント」。 JSR の顧客エンゲージメントが特集された号の巻…

ポアソン分布や指数分布がわかってきて嬉しい『基礎からのベイズ統計学』 7日目

飛び飛びで読んでいる『基礎からわかる統計学』の7日目です。仕事柄、移動や多いので、新幹線などの電車の中で読んでます。今日は第3章の章末問題を解きました。前回が5日前なので、内容を少し忘れており計算問題には苦労しました。 章末問題はけっこう自分…

ggvis に関する情報のまとめ

もう今週は R と統計分析の勉強ウィークしました。量的研究を志向しているので、こういう勉強もそれなりに必要なのです…。 とはいえ、こればかりはやっていられませんから、ggvis の探求は今日でいったんお休みにしたいと思います。今後の勉強メモとして、必…

ggvis に5時間ほど触れてわかったこと

昨日に引き続き、ggvis をいじりました。仕事が終わってから、下のコースで5時間ほど格闘。開発者の発音によると、ggvis は「じーじーびず」と読むようです。 Data Visualization in R with ggvis | DataCampwww.datacamp.com ggplot2 よりできることは少な…

ggplot2 と ggvis の違い

新しいツールを学ぼうと、R のグラフィックツール ggvis をいじってみました。理由は、datacamp の作図コース*1では ggplot ではなく ggvis が使われているから。ggplot2 のほうがメジャーなので、そちらをしっかり学びたいですが、ggvis しかないので仕方な…

R のアップデートと Rstudio のアップデート方法

【2016年3月13日追記】 Mac では updateR() は使えないです。普通に R をダウンロードして,インストールし直しがよさそうです。 【2015年12月17日追記】 updateR()ですが、R3.2.3 にアップデートするときに使ってみたところ、うまくいきました。なお、RStud…

やっと半分まで来たかな 『基礎からのベイズ統計学』 6日目(飛び飛びで読んでます)

6日目は57~72ページの章末問題手前まで読み進めました。いろいろな分布を例題を通して学ぶことができます。レポート問題、波平釣果問題、3囚人問題再びは興味深かった。ページ数的にはだいたいここで本全体の半分です。 基礎からのベイズ統計学: ハミルトニ…

サービス系の小ネタ

小ネタです。 先日、最寄りの図書館に『宣伝会議』が入っているのに気づました。以前は購読していた(今年の春まで。意外と読まないので解約した)雑誌で、ちょうといい機会なのでバックナンバーをあさってみました。気になったのは次の記事です。 ヒト、モ…

【追記あり 7/26】『基礎からのベイズ統計学』 5日目(飛び飛びで読んでます)

『基礎からのベイズ統計学』5日目から、第3章に入りました。46~56ページを眠気と闘いながら読み進めました。いくつか重要な単語が出てきています。 事前分布 事後分布 MAP推定量(Maxium a posteriori=事後確率最大値) 信用区間 自然共役事前分布 無情報…

Service-Dominant Logic(2014)を読む 1日目

昨年(2014年)に Lusch と Vargo が "Service-Dominant Logic: Premises, Perspectives, Possibilities"*1 という本を出版しています。サービス・ドミナント・ロジックを研究者だけでなく学生や一般向けに、できるだけやさしく、冗長性を持たせて解説した本…

広告論から見たエンゲージメント

けっこう最近まで『宣伝会議』で、磯部光毅さんによる「手書きの戦略論。」という連載がありました。サブタイトルには「基礎から、まとめて、まるわかり。」とあって、初心者向けの読みやすい連載になっていました。 手書きとあるように、文中に出てくる図が…

ロイヤルティ、コミットメントなどで顧客をセグメントできる潜在クラス分析のまとめ

潜在クラス分析(Latent Class Analysis,、略して LCA)というのを勉強する必要性が出てきたので、少し調べました。自分が知らないことを調べる・学ぶときは、多くの人がするように、私もまずネット上で探し、その後、書籍や論文で探します。 潜在クラス分析…

『実証分析入門』

今日は『実証分析入門』を読みました。「入門」というタイトルですが、統計分析の入門ではなくて、統計分析を用いて因果関係を調べる手法の入門です。だから、意外と内容は重い。 実証分析入門 データから「因果関係」を読み解く作法作者: 森田果出版社/メー…

筑波大・後期博士課程(社会人大学院)に願書提出

筑波大・東京キャンパスの後期博士課程に願書を提出してきました。6月に説明会に参加して「たしかにいいところかも」ということで、受験するに至りました。実際、元DBS教員の恩師(いまは明治大ビジネススクール)も筑波出身で「受けてみては」と言われて…

サービス経験は時間も空間も広げて考える

この1週間はアウトプット偏重でした。やっていたのは、このブログでちょくちょく書きためていたものを研究計画書に落としこむという作業です。今週木曜日に無事、後期博士課程の願書を提出することができたので、ブログ投稿に復帰します(あと1ヶ月半後が口…

いい意味でしつこい説明がためになる。『図解・ベイズ統計「超」入門』

どこかのブログで(どこかは忘れました。ゴメンナサイ)、「名著だ」と書かれてありましたので『図解・ベイズ統計「超」入門』を読んでみました。実はこの本は以前に購入した記憶があります。 でも、引っ越し作業で行方不明に。ちょうど『基礎からのベイズ統…

少し違った視点のエンゲージメント論「プロセスとしての顧客エンゲージメント」

今回読んだ論文は、Bowden(2009)*1 です。タイトルは「顧客エンゲージメントのプロセス:概念的なフレームワーク」。エンゲージメントの論文をグーグルスカラーで検索をして見つけました。この分野では引用数が多いほうです。 読んでみると、JSR*2の特集号に…

『Rによる項目反応理論』の基礎編だけを読んで基本用語を知る

テスト理論はまったくの門外漢です。しかし、マーケティング系の論文を読むときに項目反応理論のことを知っておく必要に迫られて読みました。完全理解というのは目指していないし、(今のところは)項目反応理論を使うことはなさそうなので、読んだのは基礎…

「顧客エンゲージメント:購入を越えて顧客との関係を探求する」 Vivek et al.(2012)

今回読んだ論文は Vivek et al.(2012)*1 です。タイトルは「顧客エンゲージメント:購入を越えて顧客との関係を探求する」。 カスタマーエンゲージメントの関連をグーグルスカラーで検索したときに、今回の論文は引用数が上位に来ているわけではありませんが…

研究動機はドキドキするものに。

昨日はDBSでマーケティング戦略の授業に1時間ほどお邪魔して、その後、出身のゼミに参加しました。いま3期目の社会人学生の方々ががんばっています。 自分も研究の刺激を受けるために、時間の許す限り、参加しています(そうしないと、だらけてしまうし)。 …

【再読】顧客エンゲージメント行動(CEB)と顧客エンゲージメント価値(CEV)

今日は過去読んだ論文を読み直しました。再読したのは、Van Doorn et al.(2010)*1 と Kumar et al.(2010) *2です。 ●Customer Engagement Behavior: Theoretical Foundations and Research Directions ●Undervalued or Overvalued Customers: Capturing Tota…

サービス・イノベーションのハンドブック

Springer のハンドブックシリーズから「サービス・イノベーション」がテーマのものが出ています。まったく気づかなかった…。タイトルは " The Handbook of Service Innovation" 。 The Handbook of Service Innovation作者: Renu Agarwal,Willem Selen,Goera…

IoT と価値共創の雑感

IoT について、機会があればちょくちょく調べています。その中で、このエントリーはとてもわかりやすかったです。 【ビジネスマン必読】大注目のIoTをどのビジネス誌よりも解りやすくまとめました | アドエビスマーケラボ-AD EBiS Marketing LAB 「インダス…

気になる研究者の最新論文をフォローする方法

あまり需要はないかもしれませんが、Google スカラーを使って簡単に自分が気になる研究者の最新論文を追っかける方法を紹介します。現在進行形のテーマの最前線を知っておくには便利な方法です。 1.Google スカラーにアクセス。 2.研究者名+キーワード…

『基礎からのベイズ統計学』 4日目(非連続で読んでます)

コツコツと読んでいる『基礎からのベイズ統計学』4日目。今回は45ページ第2章の章末問題を解きました。 期待値や分散の公式を証明せよ、という問題が多く、久しぶりに数学の勉強っぽい雰囲気を感じることができました(苦手だけど)。ビジネススクールの統計…

『基礎からのベイズ統計学』を読む 3日目

非連続で読む『基礎からのベイズ統計学』3日目は、25~44ページまで進みました。第2章「確率変数と確率分布」の章末問題直前まで。章末問題を解くエネルギーは残っていないので、別の日にやります。 基礎からのベイズ統計学: ハミルトニアンモンテカルロ法に…

研究のために時間を作ることと場所を変えることは大切

『できる研究者の論文生産術』を読んでから、月曜日に2時間、木曜日に1時間、土曜日に1時間(できなければ日曜日に1時間)の時間を設けて、先行研究を読んだり、論文を書く準備をしています。だんだん、習慣づいてきました。 Amazon.co.jp: できる研究者の…

【非連続で読んでいく】 『基礎からのベイズ統計学』 2日目

『基礎からのベイズ統計学』を非連続で読んでいくシリースの2回目です。もう自分用勉強ログです。飽きっぽい人間なので、こうやってブログを書くことをできるだけ習慣づけて、学習グセをつけています(あとでまとめて書くこともありますけど)。 前回は13ペ…

R と dplyr と格闘する

ずっとインプットのために論文を読んでいたら、R の操作を忘れそうです。そういえば昨年、マーケティング・リサーチの授業のときに講師をされた他大学の先生は「分析方法はしばらく使ってないと忘れてしまう。なのでその都度思い出してる」と言っていたよう…

数学の記述がものすごく丁寧・親切! 『基礎から深く理解するラッシュモデリング』

ある論文を読んでいて、急に「ラッシュモデル」というまったく知らない単語に出会いました。ネット上を探しても、wikipedia を見てもよくわからない。どうも、このラッシュモデルを理解しないと読めない論文だったので、やさしい本を探しました。 そしてたど…

【非連続で読んでいく】 『基礎からのベイズ統計学』 1日目

なんとかブログネタをひねり出します。 最近買って、少しずつ読み進めているのがコレ。『基礎からのベイス統計学』。まえがきで「数I 、II、 A、 B」を履修していれば大丈夫、的なことが書いてありましたが、数式変形の連続で、けっこうしんどい。 数学の中…

現在、アウトプット中。アウトプットに役立つツールの復習

いろいろ必要な論文を読んできたので、アウトプットをしています。このブログ自体はアウトプットなんですけど、ブログよりも硬い文章を書いています。 いまやっている方法は次のとおりです。 以前ご紹介したように、WorkFlowy で書きだして、頭を整理し Mery…

同じようなことを調べている人がいて「世間は狭いな」と思った論文

現在はサービス研究の先行研究をチェックする時期なので、統計分析の勉強はお休み中。やることはデータ分析をしてこういうことを見つけましたではなくて、こうじゃないかなを検証することなので、まず「こうじゃないかな」を先行研究をもとに作らねばなりま…

文章を書く準備段階に便利なツール WorkFlowy

最近、WorkFlowy というツールを使っています。研究計画を書くにあたって、自分の問題意識・研究の背景、先行研究、その他いろいろとアイデアを出さなければなりません。 そのときに、メモ帳やエクセルを使って書き出すのもいいですが、もっといいツールがあ…

刺激を得るための場を探す

今日から修了した同志社ビジネススクールの春学期後期の授業におジャマしています。昨年度の受講者は私を含め2名という超少人数クラスだったのに、今年はたくさんいます。ひょっとして、昨年の受講評価でベタボメしたからかも、と思ったけれど、そんなわけな…

顧客エンゲージメントの4つの価値

今日読んだ論文は、Kumar et al.(2010)*1です。タイトルは「過小評価/過大評価される顧客 総顧客エンゲージメント価値を捉える」。顧客エンゲージメントを量的に表すにはどうしたらいいか、そのフレームワークを提案しています。ぼんやりした顧客エンゲー…

経営学以外の知見を積み上げて議論していく価値共創の論文

前回「スマート・エクセレンス」という論文*1を読みました。今日読んだのは、それに関係する論文です。タイトルは「文脈視点による価値共創経営: 事後創発的ダイナミックプロセスモデルの構築に向けて」(藤川・阿久津・小野 2012)*2。第一著者・藤川先生の…

高品質・低価格を目指す「スマート・エクセレンス」とは

今回は「スマート・エクセレンス 焦点化と共創を通した顧客戦略」*1を読みました。スマート・エクセレンスとは「低価格帯の市場にポジショニングし、特定機能に絞って高機能化を図り、従来の多機能・高価格サービスと同レベルの顧客満足を実現」するサービス…

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
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