宮川本と星野本の第2章が今回の内容です。毎月それぞれ1章ずつ読み進めています。参加者は私を含めて7人くらい。減ると思って心配していましたが,前回より増えてよかったです。
使用したスライドはこちらです。
第2章はどちらも導入部の終わり,といった感じです。キーワードは
- 潜在反応モデル(反実仮想モデル)
- 共変量
- 傾向スコア
でしょうか。例題として,簡単な傾向スコアによる分析もやってみました。R 仲間が増えないかな。我々は文系統計学エンドユーザーなので,数式のところは理解が不足してしまいます。宮川本も星野本も,読んでいて「?」なところは多く出てきます。それでも,統計的因果推論は今後の役に立つかも,ということでコツコツ学んでいます。
今回は「強く無視できる割り当て条件(強い意味での無視可能性)」への理解がイマイチでした。どうして傾向スコアで条件付ければ交絡のことを考えなくていいのか,というのがボンヤリしています。
きっとこれは星野本3章を読んでいけば解決できるはず,という期待を持ちながら来月に向けて勉強を続けていきます。
P.S.
スライドのアップ先を Slideshare から Speaker Deck に移りました。Slideshare は Mac で作ったPDFで日本がうまく表示されなかったので(解決策はあるみたいですが,面倒ですね)。