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Knowledge As Practice

JAIST(東京)で Transformative Service Research に取り組んでる社会人大学院生の研究・勉強メモ

サービス・ドミナント・ロジックをやさしく説明してみる(2)

「サービス・ドミナント・ロジックをやさしく説明してみる」の第2回目です。今回は S-D ロジックとは何かを説明します。本番です。まだ第1回目を読んでいない方は、ぜひそちからからどうぞ。順番に読んだほうが理解が早いと思います。

 

さて、前回のエントリーの最後のほうでサービスにカギカッコをつけました。

そうして編み出されたのが「サービス」を中心に経済活動をとらえ直す S-Dロジック という考え方。
出所:「サービス・ドミナント・ロジックをやさしく説明してみる(1)」

 

実は、サービス・ドミナント・ロジックの「サービス」は多くの方が思い描くサービス、つまりサービス業のことではないのです。ここがいちばん誤解を生みやすいところ。しっかりついて来てください。


カギカッコつきのサービスは英語で Service、カギカッコがつかないサービスは Services です。それぞれ単数形のサービス、複数形のサービスと表現することにします。複数形のサービスが通常のサービス業のことです。物(Goods)や製造業(Manufacturing)と対になる言葉と思ってください。

Goods・Manufacturing ←→ Services


という図式になるわけです。一方、単数形のサービスって何かというと、これが独特の定義がされ、ちょっと抽象的で難しい。Vargo らによると、サービス(単数形!)とは「オペラントリソース*1の活用」とされます。


オペラントリソースとは、ざっくり「知識と技術*2」のことです。たとえば自動車というのは、自動車の運転技術や運転経験があってこそ、便利なものになります。何かに働きかけて私たちに便益をもたらしてくれるリソースがオペラントリソースです。ここから先、リソースといったらこのオペラントリソースのこととします。


ここまでの事前知識があって、いよいよ S-D ロジックが理解できます。S-D ロジックには「基本的前提」があります。この基本的前提によって S-D ロジック という考え方(むしろ世界観というか…)が支えられていると思ってください。

そしてここで続く!
※間違い、誤解などがあれば教えていただけると幸いです。


続きはこちらから↓

*1:operant resource

*2:knowledge and skills

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