Knowledge As Practice

JAIST(東京)で Transformative Service Research に取り組んでる社会人大学院生の研究・勉強メモ

ggdendro と PAC 分析を使ったサービス学会の発表

2017年3月28日(火)、広島県情報プラザというところで開催されたサービス学会第5回国内大会に参加してきました。仕事以外で広島に滞在したのは小学校の修学旅行ぶりです。

http://ja.serviceology.org/events/domestic2017.html

 
今回は研究をスタートし始めたばかりのネタで、調査・分析が進んでおらず、いろいろと参加者と相談したいという理由で、ポスター発表にしました。

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PAC 分析というものを用いたのですが、この分析法ではデンドログラムを使います。せっかくなので、ggdendro を使ってみようと直前までポスターをいじっていました。PAC分析の手法についてはこちらを参照してください(ネット上にもたくさん情報はあります)。

PAC分析実施法入門―「個」を科学する新技法への招待

PAC分析実施法入門―「個」を科学する新技法への招待

 
R で普通にクラスター分析するとこんな感じ。 f:id:hikaru1122:20170330140907j:plain

 
ポスターを作るときはこれをパワーポイントに貼り付けて、回転させてトリミングして整えていきますが、ちょっと色合いがさみしい感じ。私のポスターは茶系で地味なので、ちょっと色がほしかったのです(ggplot のあのグレーが好き)。

 
というわけで、ggdendro を使うことにしました。何もしないと ggdendro は背景色が白です。

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ここから ggplot2 に持って行き、縦軸と横軸を消していきます。例によって、kazutan 先生の資料を参考にしました。

https://rpubs.com/kazutan/ggdendro_test

 
できあがりはこちら。ggplot っぽくなりました。 f:id:hikaru1122:20170330141625j:plain

 
1行目で ggplot に渡すデータを作り、5行目でデンドログラムを横倒しにして、6~8行目で縦軸と横軸を削除しています。あとはこの図をパワーポイントに持っていき、情報を追加したら完成。

 
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いつも直前にホテルでかんづめして作ってます。

 
ちなみに、A0サイズで7000円ほどかかりました。高いけど、直前まで出力を受け付けてくれたキンコーズ広島本通店さん、ありがとう。

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