R を使うための Jupyter notebook インストールメモ
【2016年9月27日追記あり(いちばん下)】
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土曜と日曜(2016年9月24日・25日),石川・品川の人たちと合宿に参加しました。2日目に3時間ほどのRの実習をする機会に恵まれ,つたないながらファシリテーター的な役割を務めました。ゼミは多国籍チーム(4カ国)なので,スライドは英語で,しゃべりは日本語中心*1。
RStudio を使ってやってみたところ,起動画面がぱっと見で複雑そうな印象を与えるかもしれない,とふと思いました(実際,起動した瞬間に参加者から「あ,なんか難しそう」という空気が広がったような。)。
もう1つの可能性として,jupyter notebook(じゅぴたーのーとぶっく)があるかなと思いインストール。注意点と手順を2ステップで半年後・1年後の自分のためにメモしておきます。mac 向け。
【ステップ1】
↓の1〜6.を実行。5.のとき anaconda のバージョンは最新のものにした。
【ステップ2】
↓に従って,jupyter notebook をインストール。
無事,jupyter notebook で R が使えるようになりました。でも,初心者向け R 実習に使うには厳しいです。理由は2つ。インストールが難しい(っていうか,面倒。時間もかかる)のと,コードの補完機能がないから(あれは初心者には便利のようです)。
とは言え,画面はスッキリして威圧感ない。なんか出力結果に罫線があるし,見やすい。個人的には好き。
そしてここまで書いて気付いた。 R notebookっていう選択肢があるじゃないか。また今度の機会にしよう・・・。
●参考
【追記1】
ターミナルで毎回 jupyter notebook
と打つのは面倒なので,note
というエイリアスを設定した。エイリアスの設定方法は次のページがわかりやすい。
【追記2】
コードの補完機能がない,と上で書きましたがウソでした。あります。コードを書いているときに,tab で出ます。
【追記3】
等幅フォントにするにはちょっと設定が必要。以下、mac の場合をメモ。
1.ホームディレクトリのライブラリフォルダに移動。
2.隠しフォルダ .jupyter を表示(コマンド+シフト+.)
3.その中に custom フォルダを作る。
4.さらにその中に custome.css を保存する。
CSSファイルの中身は↓。
.CodeMirror pre, .output pre { font-family: Monaco, monospace; }
デキる人はコマンドライン一発なのだろうが、ムリなのでアナログ(?)でやった。
参考ページは↓
http://rakuishi.com/archives/jupyter-font-family/